コロナによる行動制限等はまだありますが、ほぼ以前と同じ様な生活が送れておりドイツ生活を楽しんでいます。
そして、そろそろアルバイトも探したいと思い、ドイツで銀行口座を作ることにしました。
ネットで調べると、多くの方がN26というオンラインバンクをお勧めしていて、口座開設も簡単なようなので、自分もN26にしました。
いざ、開設へ…
皆さん口を揃えて、簡単にできると仰ってお。ますが、恥ずかしながら私は開設までに5回かかりました。笑
確かに英語に問題がない方にとっては、ものすごく簡単だと思います!他の方の経験を見ても多い方でも3回。ほとんどの人は一発でできています!笑
しかし、私はドイツ語はもちろんのこと、英語も会話が苦手なのです。
でも安心してください!そんな私でもついに成功しました!!
郵便局での本人確認でも開設できると書かれている方もいますが、恐らく現在(2020.06)はビデオチャットのみのようです。
開設までの流れや特徴など、詳しいことは他の方々が書いてくださっているので、ここでは省きます。
失敗の数々…
なぜ5回もかかったかと言うと、1回目は言葉が分からず通話を切られ、2〜4回目はネット環境の問題で失敗しました。
1回目
緊張しながらビデオチャットが開始されるのを待っていると、若い女性のオペレーターが現れました。
事前に他の方のブログで質問内容はチェックしていたので、最初の方は分からない部分もありましたが、yesと言い続けました。
次にメールアドレスを言う様に言われた気がしたので読み上げました。
すると『何でメールアドレスを言ったのか?』みたいなことを言われました。
え?もう、ここからパニックです。
向こうの質問もよく分からず、聞き返したり、答えられずにいると、byeと言われ通話を切られました。
冷たいです。英語もろくに話せない自分が悪いのですが、もう少し優しくしてくれてもいいんじゃないかと思いました。
2回目
通話を切られてショックでしたが、口座が欲しかったので、めげずに直ぐに再チャレンジしました。
また同じ女性が対応だったらどうしようかと不安でしたが、今度は男性のオペレーターでした。
次は、もう一台のスマホでGoogleの音声文字変換アプリを起動しながらやりました。
このアプリが優秀でちゃんと会話を文字におこしてくれるので、1回目よりも落ち着いてできました。
しかし、ここでもう1つの問題が!
途中で、電波が弱くて音声が聞き取りづらいから電波のいい所に移動を求められました。
ところが、私が今住んでいる部屋はWi-Fiが強くない上に不安定なのです。そしてドイツは全体的に室内では携帯の電波が弱いです。(私のだけかもしれませんが)
すると、『電波のいい所でやり直して』と再び通話を切られました。
3,4回目
しかたがないので別の日に、電波のいい屋外のベンチで再チャレンジしました。
しかし、また新たな問題が!
今度は屋外だった為、風の音がうるさくて聞き取りにくく再び会話終了。
天気が良くて、心地良い風が吹き、葉っぱの擦れる音を聞きながら木陰でリラックスするのには最高の日だったんですけどね。
また別の日、今度は風のない日にWi-Fiの使えるバーの屋外で再チャレンジ。
他に人がいる場所は駄目みたいなので、営業開始前の誰もいないタイミングを狙いました。
しかし、今回も電波の問題で失敗。
ここまで失敗が続くと、半ば諦めモードです。
5回目でついに成功!
前回のチャレンジから数日空き、他の銀行も考えていましたが、やはりN26が簡単で便利なようなので、駄目元で自分の部屋でビデオチャットを開始しました。
すると今回は電波の問題はなく、いい感じに通話が進みました。途中、何と言ってるか分からなく黙ってしまう部分もあったのですが、今回のオペレーターは優しい方で何とか無事に終了し、5回目にしてようやく成功しました!
終わってみると、あっけない感じですが、とにかく口座開設という一段落が着いたことが嬉しく、直ぐにビールを飲みました!笑
実際のやり取り
・挨拶をし会話内容の録音を許可
・メールアドレスを読み上げる
※この時、手元に置いていた住所などを書いた紙の方に視線を向けながらメールアドレスを言ってしまった為に、オペレーターに疑われました。英語が苦手なのに余計な会話をしなくてはならず焦りました。
※どうして自分のメールアドレスを言うのにメモを見ながら言ったのか?本当に自分の為の口座なのか?他に誰か一緒にいるのか?といった質問をされました。
・どうして口座を作りたいのか?
※これは本人か疑われた為による質問かもしれません。
・パスポートの写真はメガネをしているか?
※パスポートの写真はメガネなしなので外すよう求められました。
・カメラと自分の間に手をかざす
・カメラが切り替わりパスポートを写す
・写真の部分のホログラム確認のため、ゆっくりとパスポートの角度を変える
・パスポート右上のホログラム確認でパスポートを動かす
※途中、確認の為に少し待つ様に言われました(10秒くらい)
・パスポートを閉じ、生年月日と出生地の確認
・SMSで送られてきた6桁の番号を入力
・年齢確認
あとはメールに書いてある内容に従う様に言われ、お礼を言い終了。
まとめ
自分は5回もかかりましたが、きちんと通信環境の整った場所でやれば、皆さんの言う様に本当に簡単に口座が開設できると思います。
あとはカードが届くのを待つだけです!
自分の様に英語が苦手なのに海外で口座を作ろうとする人は少ないかもしれませんが、同じ様な人の参考に少しでもなれば幸いです。
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